スナップえんどう、おくらの生産量が日本一!
甘みたっぷりの産地鮮度をそのままに!
指宿市は、スナップえんどう、おくらの生産量が日本一!
今回は、脱サラをし、農家歴16年になる、「アグリスタイル」代表湯ノ口さんをお尋ねしました。
湯ノ口さんは、ソラマメ、スナップえんどう、おくらを栽培されています。
湯ノ口さんの考え方は、「かかりつけの農家になる」こと。「かかりつけの医者があるなら、かかりつけの農家があっていいんじゃないか」。
ただ、商品を販売するだけではなく、生産者と消費者の関係をより近く保って、困った時、分からない時に気軽に相談できる存在になることです。
また、商品は、注文が入ってから収穫するスタイル。
日ごとにで鮮度が変わる鮮度勝負の豆類だからこそ、収穫当日に出荷し、九州内は翌日午前中、関東は翌々着でお届けすることにこだわっています。
スーパーの豆類は、通常、3〜4日経ったものしか並ばないそうです。農家直送でお届けする「アグリスタイル」さんは、「産地と同じ鮮度で味わってほしい」という想いが強いのです。
なぜ、ここまで「鮮度」を重視しているかということが、現地で作物を食べさせて頂いて分かりました。
畑から収穫されたばかりのスナップえんどうを食べましたが、この一粒の甘さが強烈なこと!
こんなに小さな一粒で、甘みが広がり、豆の味がしっかり感じられました。今まで味わったことのない豆のおいしさ!
「1日で鮮度が変わる。」
それをよく分かっている農家さんならではの、“鮮度がいいものを送りたい”という気持ちの現れです。
ソラマメも立派。
指宿では11月末〜4月末まで、ソラマメは収穫できます。温暖な指宿の自然の恵みをいっぱい吸収して、空に向かって、生き生きと育っています。現場で見ると、この野菜のエネルギーを感じます!
新鮮なソラマメは、皮もやわらかく、皮ごと食べられます。皮には食物繊維が豊富なので、「皮ごと食べてください」と湯ノ口さん。
湯ノ口さんの畑は、除草剤を使っていません。
子どもが畑で遊んでいた時、「除草剤を使った直後の畑で遊ぶのは、体によくないんではないか」と思ったのがきっかけで、除草剤を使わない栽培をするようになりました。そして、可能な限り農薬を使わず、“減農薬”栽培を行っています。
湯ノ口さんは、「かえるの学校」と命名し、子供たちへの“食育”も行われています。
野菜の収穫体験や料理作り体験などを通して農業や食べ物の大切さ、自然の偉大さを感じてもらう取り組みです。
農業、食べ物、自然、教育。
“農家”だから、届けられること、伝えられること。栽培だけでなく、外へ外へと農家の魅力、食べ物の大切さを発信する農家さんです。
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ITEM INFORMATION
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ITEM INFORMATION
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